話題の漫画『カグラバチ』にてくる妖刀「淵天」に宿る”金魚”は、当初”鯉”だったのを知っていますか？？
カグラバチの作者、『外薗健（ほかぞの たける）』先生が通っていた大学が美術大学だった事実や新たな側面を知る事で明らかになります。
正直、外薗健先生って聞いたことなかった・・・
なんで金魚がこれほど重要視されているかも気になりますよね。
そこでこの記事では、カグラバチの作者『外薗健』先生の大学である美術大卒という経歴や創作背景、彼の作品に込められた思いについて詳しく解説します。
外薗健先生のクリエイティブな旅路を辿ることで、作品をより深く楽しむ手助けとなれば幸いです。
カグラバチ作者『外薗健』の大学は？
今週のジャンプでヒロアカも終わりこれからどうするんだと思ったらカグラバチの作者の巻末コメントでビックリしたので調べたら作者まだ23歳なのか…なんだかんだ世代交代出来てるな pic.twitter.com/phJFKKfItw
— もつれら (@mtmtsf) August 4, 2024
それでは早速、外薗健先生の経歴を紹介しますね。
外薗健先生は2000年9月6日生まれの24歳です。
大阪生まれの24歳との事。
めちゃくちゃ若いですよね。
外薗健先生は美術大学でプロダクトデザインを専攻し、家具や椅子の製作に取り組んでいたという異色の経歴をもちますが、コロナ禍の影響で漫画制作に目覚めたようです。
大学のオンライン授業をきっかけに、自宅で漫画を描き始めた外薗先生は、これを機に本格的に漫画家を目指すようになります。
美大での学びとプロダクトデザイン
プロダクトデザインで培った視覚的なバランス感覚や物体の形状へのこだわりが、外薗先生の漫画作品にも反映されていて、『カグラバチ』のデザインもそこからきてるようです。
プロダクトデザインと作品に与えた影響をまとめると下記のようになります。
| プロダクトデザインでの学び | 作品に与えた影響 |
| 家具や椅子の製作を通じて得たデザインセンス | 緻密な作画、キャラクターや道具のデザインに反映 |
| 視覚的バランスへのこだわり | 独特な構図やビジュアル表現 |
カグラバチのテーマ「復讐譚」の誕生秘話
今日の朝日新聞夕刊に、週刊少年ジャンプ連載中の「カグラバチ」作者・外薗健さんインタビュー。同僚の記事です。 pic.twitter.com/C8ktVEEPIN
— 小原篤／アニマゲ丼 (@botacou) June 1, 2024
『カグラバチ』は、主人公が父親の仇を討つために戦う「復讐譚」として描かれています。
このテーマを選んだ理由について、外薗先生がインタビューで語っていた内容をお伝えします。
なぜ「復讐譚」を選んだのか？
外薗先生は「復讐」というテーマが、主人公の行動の動機を明確にし、ストーリーを展開しやすくするため、読者に強い共感を与えやすいと考えたようです。
また、自身が初連載に挑戦するにあたり、挑戦的なテーマを扱うことで、自らの作家性を強く打ち出したいという意図もあったとの事です。
妖刀「淵天」の金魚、実は鯉だった？
『カグラバチ』に登場する妖刀「淵天」に宿る金魚。
この金魚が実は当初「鯉」としてデザインされていたことが、インタビューで明らかになりました。
鯉から金魚へ変更された背景には、デザイン的な要素や物語性が深く関わっているとの事です。
鯉から金魚への変更の理由
鯉はその色彩やデザインの美しさから候補に上がったものの、物語の象徴としてより親しみやすい金魚が選ばれました。
さらに、漫画の白黒表現においても、金魚の方が表現しやすく、キャラクターと道具の一体感を強めるために変更が行われたとのことです。
漫画家を目指したきっかけと影響を受けた作品
カグラバチの作者はNARUTO好きか……確かに今週のこのシーンのキャラたちNARUTOに登場してても違和感ないな pic.twitter.com/CYiJ8KzR3c
— 火こぶ茶田＠梅風味 (@umekobutitya) August 22, 2024
外薗健先生が漫画家を志した背景には、特に影響を受けた作品『NARUTO』の存在があるようです。
これが外薗健先生の創作にどのように影響を与えたのか紹介します。
オンライン授業が転機に
外薗健先生は、美大の授業がオンラインに切り替わり、時間ができたことで漫画制作を本格的に開始したとの事です。
もともと漫画家になりたいという夢があった外薗先生は、この機会に大学を辞めて漫画制作に専念する決意を固めました。
この大胆な決断が、今日の『カグラバチ』の誕生につながったとの事です。
『NARUTO』が与えた影響
外薗先生の初期作品には、岸本斉史氏の『NARUTO』から強い影響を受けている部分が多く見られます。
彼にとって『NARUTO』は、アクション漫画としての道を示す重要な作品であり、『カグラバチ』のバトルシーンやキャラクター描写にもその影響が色濃く反映されています。
まとめ
【カグラバチ】
— taiken (@taiken_taikenki) December 3, 2023
このカラーを描いた作者だよ、期待せざるを得ない。 pic.twitter.com/n1X708Ierr
この記事では、外薗健先生の経歴や創作背景、彼の作品に込められた思いについて詳しく解説しました。
外薗健先生の経歴や創作背景に触れることで、『カグラバチ』という作品がどのようにして生まれたのかが見えてきました。
美術大学での学びや『NARUTO』からの影響が、外薗健先生の作品に独自の深みを与えています。
今後も外薗健先生のクリエイティブな旅路がどのように展開していくのか、非常に楽しみです。
外薗健先生の次なる挑戦にも注目しながら、『カグラバチ』の世界を存分に楽しんでいきましょうね。