煙ばっかりで薪に火をつける事ができない。
一度ついてもすぐに火が消えてしまう・・・
焚き火で失敗しない為には、どうしたらよいの??
火おこしのコツを教えてほしい・・・
ソロキャンプの醍醐味の一つである夜の「焚き火時間」。
ゆれる炎をゆっくり眺めて日頃のストレスを解消したいですよね。
ですが、意外と初めての焚き火で薪に火をつける事ができずに焚き火を断念するソロキャンパーが多いのを知っていましたか?
そんなソロキャンパーに、初めての焚き火で失敗しない為の火おこしのコツをお伝えします。
この記事を読むと、初めての焚き火でも失敗することなく火おこしができ、焚き火時間を堪能する事で日々のストレスを解消する事ができます。
- 目的に合った薪の種類と大きさを使い分ける事
- 薪のくべかたを意識しよう
ソロキャンプの焚き火で火おこしのコツを知った結果
火おこしのコツを知らない人は、火をつける事に時間を費やしてしまい、ゆっくりした焚き火時間を過ごす事ができなくなります。
また、着火や火力のコントロールが出来ずに、火がついては消えての繰り返しで焚き火を断念してしまうという事になりがちです。
私(しん)も初めての焚き火の際に、火起こしがスムーズにいかずに焚き火を諦めてしまった経験があります。
ですが、それぞれの薪の特徴を知り火おこしのコツを知ってからは、簡単に焚き火ができ「焚き火時間」を堪能しています。
※下記の記事では、焚き火に必要な道具についてお伝えしていますので、一緒にご覧ください。
では、焚き火のコツ2つをお伝えします。
針葉樹と広葉樹をうまく使って火を絶やさない事が先決
火おこしのポイントは火を絶やさず、徐々に針葉樹から広葉樹に火を移していく事です。
そもそも、針葉樹と広葉樹って何が違うの??
ここでは、針葉樹と広葉樹の特徴を説明します。
針葉樹と広葉樹の特徴
キャンプブームもありホームセンターで、焚き火用の薪が普通に売られているようになりました。
また、通販サイトや一部のキャン場でも薪が売っています。
このように様々な場所で気軽に薪を購入できるようになっています。
ですが、薪には針葉樹と広葉樹があり、間違えた使い方をすると、なかなか火おこしができず焚き火をあきらめてしまう事になります。
薪の使い方を間違えると、本当に火おこしができず大変なんです。。
それぞれの薪の特徴をお伝えします。
針葉樹の特徴
針葉樹は火が付きやすく燃えやすいのが特徴です。
ですが、あっという間に燃え尽きてしまうのも特徴です。
火おこしの際や、一気に火力を上げたい時に使うのがおすすめです。
また、針葉樹は軽くて柔らかいので、細く割りやすいのも特徴になります。
広葉樹の特徴
広葉樹は火持ちの良さが特徴です。
ですが、火付きが悪いため、ある程度火が安定してから使うのがおすすめです。
広葉樹は重く硬いので、なかなか割る事ができません。
細かい薪からくべて火を絶やさない事が先決!
着火剤の周りに細い針葉樹を置いて火をつけます。
この時点で大事な事は、「火を絶やさない事」です。
火を絶やさず、徐々に針葉樹から広葉樹に火を移していきます。
1,着火剤に点火後は、細い針葉樹の薪から少しずつくべていくよ。
ここでは、「火を絶やさない事」が重要ですよ。
針葉樹がない場合は、自宅にある割り箸を使うのも◎です。
2,火がついてきたら徐々に太めの薪を投入していくよ。
ここで、広葉樹に火が付けば一安心!!
あとは、火を絶やさずに広葉樹をくべていけば、快適な焚き火時間を堪能できます。
焚き火をする上での3つの注意点
焚き火時間はソロキャンパーにとっては最高の時間です。
ですが、すこし間違うと大事故になったりすることがあります。
最高の焚き火時間を過ごすためにも、3つの注意点を覚えておきましょう。
1つ目:焚き火が許可された場所で行う
大前提として、焚き火は「焚き火が許可された場所」で行うようにします。
キャンプ場によっては、焚き火禁止のキャンプ場や焚き火台必須のキャンプ場があります。
キャンプ場のルールを守って焚き火を楽しみましょう。
昨今のキャンプブームでキャンプ人口が多くなったこともあり、マナーが悪いキャンパーがいるのも現状です。
焚き火禁止場所で焚き火をしたり、焚き火台を使わず直火で焚き火をするなどして、1年間焚き火を禁止したキャンプ場もあります。
マナーが悪いキャンパーがきっかけで、せっかくのキャンプでの焚き火が楽しめなくなるのは、悲しいことですよね。
2つ目:常に安全を意識する
焚き火を楽しむためには、常に安全を意識するようにしましょう。
特に、風の強い日はテントに燃え移る事も考えられます。
火種が風で舞い上がりテントに穴が開くことは普通にありえます。
風の強い日は、いつも以上に安全には注意しましょう。
3つ目:後始末をしっかりする
就寝前に火が完全に消えているかの確認も重要です。
就寝後、夜中に突風がふくことも普通にあります。
そのような時に、焚き火台に火が付いた薪を置きっぱなしにしておくと、風に煽られて隣のテントを燃やしてしまうという事になってしまいます。
火の後始末は必ずチェックするようにしましょう。
※下記の記事では、火の後始末に最適な100均アイテムを紹介していますので、一緒にご覧ください。
まとめ:ソロキャンプで焚き火初心者に必要な火おこしのコツを覚えて焚き火時間を満喫しよう。
この記事では、焚き火を始めるソロキャンパーに向けて火おこしのコツをお伝えしました。
たった2つのコツを覚えるだけで、焚き火での火おこしが楽ちんになります。
ですが、忘れてはいけないのは、火のトラブルは大きな事故を招くことがあるという事です。
せっかくのソロキャンプでの「焚き火時間」でストレスを解消するつもりが、逆に事故が起きてストレスになるという事がないよう、ルールと安全を守って「焚き火時間」を満喫しましょう。
※下記の記事では、焚き火時間の魅力をご紹介していますので、一緒にご覧ください。